マウスピース矯正は痛い?原因と対処法について解説


マウスピース矯正って痛みはあるの?

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて痛みが少ないと言われています。

しかし、痛みは個人差があるため、マウスピース矯正でも痛みを感じる方はいらっしゃいます。マウスピース矯正における歯の痛みの主な理由は、歯の位置を移動させるために、圧力をかけることです。マウスピース矯正では以下のようなことが原因で痛みを感じる可能性があります。

歯が痛く頬を抑えている女性

歯が移動することによる痛み


マウスピース矯正では、1日に20時間以上の装着をして理想の歯並びにしていきます。通常、歯は丈夫な骨によって固定されており、簡単に位置を変えることができません。

しかし、圧力を継続的に加えることにより、歯はゆっくりと動いていきます。特にマウスピースを新しく装着した時や交換時など、歯が動くはじめの頃は痛みを感じる時もあります。

一般的に、マウスピースを装着した直後の2~3日間が痛みのピークと言われていますが、多くの場合、1週間程度で、痛みは少なくなっていきます。

噛み合わせの変化


マウスピース矯正中に、食事をとる時、上下の歯噛み合わせたことによって痛みが生じることがあります。治療期間中、歯は一時的に敏感な状態になることが多く、食べ物を噛む際に加わる圧力によって不快感や痛みが引き起こされることがあります。特に、硬い食べ物を摂る時、痛みをより強く感じる可能性があります。

マウスピースの端があたる痛み


マウスピースの端の部分が歯茎や頬の内側に触れて痛みを感じることがあります。

マウスピースの端が歯茎や頬に継続的に接触すると、出血や炎症、または口内炎を引き起こす可能性があるため、不快感を感じたら歯科医師に相談することが重要です。

アタッチメントを取り付けた時


マウスピース矯正では、時に歯に白い小さな突起物「アタッチメント」を取り付けることがあります。アタッチメントの役割は、マウスピースを歯にしっかりと密接させ、歯をより効果的に動かすことです。一般的には、マウスピースを付けている時は、アタッチメントによる違和感はそれほど感じられません。しかし、マウスピースの取り外し時にアタッチメントが引っ掛かったり、頬の内側にあたることで痛みを引き起こすことがあります。

歯が後戻りした時の痛み


マウスピースの使用時間が短いと歯が元の位置に戻りかけ、再び装着する時に痛みを感じる可能性があります。

マウスピース矯正で最大限な効果を得るためには、1日に少なくとも20時間の装着が必要です。力が一定期間歯にかからないと、歯は元の位置に戻ろうとします。

マウスピースの装着時間をきちんと守れば、痛みを防ぐことができます。治療の進行に支障をきたさないためにも、指定された装着時間を守ることが大切です。

マウスピース矯正中の痛みへの対処法

痛み止めを飲む


マウスピースを初めて装着した時、交換、またゴムかけを使う時には、歯に加わる力が増し、痛みを感じることがあります。この痛みは通常2~3日間で和らぎますが、痛みが特に強い場合は、痛み止めを飲むとよいでしょう。ただし、歯科医師に相談をし、服用方法は必ず守りましょう。

柔らかい食べ物を選ぶ


矯正治療中は、歯だけでなく、歯周組織も敏感になりがちで、特に食事の時に痛みを感じることがあります。

食事中の噛む感覚は、実は歯そのものではなく、歯を支える歯周組織で感じるものです。そのため、硬い食べ物や多く噛む必要がある食べ物を摂る際には、痛みを感じやすくなります。

矯正中は、刺激の少ない柔らかい食べ物が良いです。特にマウスピースを初めて装着した時や交換時には、卵料理、煮込み料理、柔らかい麺類、おかゆやリゾットような食べ物がよいでしょう。

マウスピース矯正中の注意点

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて痛みが少ないと言われています。しかし、マウスピースを初めて装着した時や交換時、またゴムかけを使用した時には、歯の動くことにより痛みを感じる時があります。これは、しっかりと顎の骨に固定されている歯を動かすので、痛いと感じる場合もあります。


痛みを感じたとしても、マウスピースを自己判断で長時間外してしまうと、歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。後戻りしてしまうと、新たなマウスピースの製作が必要になる場合があり、治療計画が予定通りに進まないこともあります。さらには治療期間が長くなり追加の費用が発生する恐れもあります。マウスピース矯正中は、指示された装着時間をしっかり守り、痛みが長く続く場合は我慢せずに歯科医師に相談することが重要です。

お困りのことがあれば、お気軽に当院へご相談ください。

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